大淀病院跡地及び近鉄下市口駅周辺地区のまちづくり
[2023年11月14日]
町では、平成28年2月22日に奈良県と締結した「奈良県と大淀町とのまちづくりに関する包括協定」に基づき、平成29年3月に「大淀病院跡地及び近鉄下市口駅周辺地区」を対象として、まちづくりの方針やめざすべき将来像等を定めた「まちづくり基本構想」を策定しました。現在、この基本構想の実現に向けた各種事業の具体的な内容を定めた「まちづくり基本計画」策定等の取り組みを進めています。
町では、令和4年10月15日に、「まちの未来を考える住民説明会~大淀病院跡地の認定こども園と近鉄下市口駅周辺地区のまちづくり~」を開催しました。この説明会は、大淀病院跡地に建設する認定こども園と下市口駅周辺地区のまちづくり構想について説明をさせていただき、住⺠のみなさまのご意⾒をいただきながら、⼀緒にまちの未来について考えていきたいという目的で開催したものです。
説明会の様子は下記リンク先のYouTubeでご覧いただけます。
住民説明会資料
【第1部】オンライン視聴ページ
【第2部】オンライン視聴ページ
町では、令和3年3月に「大淀病院跡地活用基本計画(見直し版)」を策定しました。これは、平成30年3月29日に策定した「大淀病院跡地活用基本計画」に基づく、町立大淀病院跡地活用が、本事業期間中途(平成30年8月)において、町財政事情を理由として事業が先送りとなったものの、当該計画対象地は町及び吉野への玄関口であることから、活用方針は変更せず、事業規模を縮小し、段階的に跡地活用していくことを目的に基本計画の見直しを行ったものです。
見直し後の基本計画においては、町保健センターは町役場3階に配置することとし、近年の児童数の減少や施設の老朽化を踏まえ、町立の2つの幼稚園および町立の2つの保育所を1つに集約し、町立認定こども園を中心とした計画としています。
整備を予定している新しい町立認定こども園については、町立幼稚園および保育所の特性や長所を継承したうえで、より良い教育・保育を提供できる体制を整え、子どもたちが健やかに育つ環境を確保します。
添付ファイル
町では、平成30年3月29日に「大淀病院跡地活用基本計画」を策定しました。この計画は、平成29年3月に策定した「まちづくり基本構想」の実現に向けた核となる事業である大淀病院跡地活用についての方向性、活用内容や事業手法等について定めたものです。
奈良県と大淀町は、平成29年3月16日に「大淀町 大淀病院跡地及び近鉄下市口駅周辺地区のまちづくりに関する基本協定」を締結しました。この協定は、平成28年2月22日に締結した「奈良県と大淀町とのまちづくりに関する包括協定」に基づき策定した「まちづくり基本構想」に定めたまちづくりの内容について、奈良県及び大淀町が連携・協力して取り組むことで、当地区の持続的発展や活性化を図ることを目的とするものです。
添付ファイル
町では、平成29年3月16日に「大淀病院跡地及び近鉄下市口駅周辺地区まちづくり基本構想」を策定しました。この構想は、平成28年2月22日に締結した「奈良県と大淀町とのまちづくりに関する包括協定」に基づき、地区のまちづくりの方針や将来像等を定めたものです。
添付ファイル
奈良県との包括協定の趣旨に基づき、構想や計画の策定にあたっては、地域住民のアイデアや意見を聞きながら進めることや、奈良県をはじめとした産・官・学・民、さまざまな分野の関係機関との協働により進めることが有効であると考え、そのための検討体制として、各種会議を設置して検討を行いました。
当地区のまちづくりに関する課題やまちづくりの方向性などについて、住民のみなさまに自由に意見を交換いただき、さまざまなアイデアをご提案いただくことを目的に、まちづくりワークショップを開催しました。このワークショップは、平成28年9月から12月の間に、地域住民、商工会、福祉関係の団体および一般公募により集まったみなさま25名にご参加いただき、また、専門的知見や地域のみなさまとは違った視点を取り入れながら進めるために、近畿大学建築学部の教授(専門:都市計画)や学生にお手伝いいただきながら行いました。
ワークショップのメンバー23名と近畿大学の学生14名とで、6つの班に分かれて周辺地区のまち歩きと意見交換を行いました。今回の意見交換では、まち歩きで見つけた魅力や課題について、その魅力を活かし、課題を克服するための提案を考えたあと、これからのまちづくりの方向性について検討しました。
前回に引き続き、グループに分かれてワークショップを行いました。
今回は、前回見つけた課題を再確認し、それに対して各主体ができること、したいことなど、より具体的な提案の内容について話し合いました。
今回は、これまでのワークショップで出された施設等の提案に対して、それぞれの活用方法と活用の主体について意見を交換していただき、内容の具体性を高める話し合いを行いました。
ワークショップの様子
包括協定の内容、また、各種調査の結果やまちづくりワークショップでの意見等を踏まえて、全庁的な調整を図りながら、構想や計画をつくりあげるための組織として、町の次長級以上の職員で構成する庁内会議を設置、会議を開催しました。
構想や計画の策定にあたり、奈良県をはじめとする関係機関との合意形成をはかりながら、庁内会議においてつくりあげた構想や計画(案)の内容について審議するための組織としてまちづくり検討委員会を設置し、会議を開催しました。
奈良県と大淀町が協働により、町内における持続的発展や活性化をめざしたまちづくりに取り組むため、平成28年2月22日に「奈良県と大淀町とのまちづくりに関する包括協定」を締結しました。
添付ファイル
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