防災に関するまめ知識
[2023年9月5日]
気象庁では、平成25年8月から「特別警報」の運用を開始しました。
大雨などにより重大な災害の起こるおそれがある時に、気象警報を発表し、警戒を呼びかけます。
これに加え、警報の発表基準をはるかに超える大雨等が予想され、重大な災害の起こるおそれが著しく高まっている場合、「特別警報」を発表し、最大級の警戒を呼びかけます。
特別警報が発表された場合、お住まいの地域は、数十年に一度の、これまでに経験したことのないような、重大な危険が差し迫った異常な状況にあるときです。
ただちに町の避難情報に従うなど、適切な行動をとるようにしてください。
実際に避難する場合には、体育館・公民館等の指定された避難場所に行くことが通常の避難方法ですが、災害が発生する場所や時間帯、その時の状況によっては、必ずしもそれが安全では無い場合もあります。このため、近年では従来どおりに避難場所に行くこと以外にも、
というように、避難者が各自で判断し、その時の状況に応じて行動します。
避難するときには、なるべく安全なルートを探しましょう。
水の中を歩くのはたいへん危険ですので、できるだけ避けましょう。
避難するときの持ち出し品は、必要最小限にして身動きが取りやすいようにしましょう。
災害発生時、必ずしも家族全員が家にいるとは限りません。職場や学校など、それぞれ別の場所で被災した場合には離ればなれになり、連絡を取り合うことも困難な状況となります。
このような場合に備えるためにも、日頃から家族や知人同士で話し合い、集合場所や、最終的な避難場所、また連絡先などをしっかりと確認しておきましょう。
また、災害時には電話会社による「災害時伝言ダイヤル」サービスが行われますので活用しましょう。
毎月1日・15日、正月3が日、防災週間(8月30日9月5日)、防災とボランティア週間(1月15日~21日)には体験利用ができます。ぜひ体験してみてください。
地震や風水害で、大規模な災害が起こった場合には、消防、警察、役場等には連絡が殺到し、また必要な支援等の情報収集にも時間がかかるため、なかなか迅速な対応は見込めないと考えましょう。
過去の例からも、災害の発生直後から3日目程度までは、最悪の場合、自力のみで避難生活ができるよう備えておきましょう。
そして、このような場合に大切なのが、「向こう三軒両隣」という言葉にあるように、お住まいの地域のご近所同士の助け合いが非常に重要となります。普段から地域とつながり、コミュニケーションを大切にしましょう。
また、ご近所の高齢者や障がいをお持ちの方などの安否確認や、避難所への移動を支援しましょう。
関西電力送配電が関西地域の停電情報が確認できるスマートフォンアプリを提供しています。災害時に停電が発生した場合にご活用ください。
詳しくは、関西電力送配電のホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。
添付ファイル
事前に登録した地域の停電発生情報が、アプリを開かなくてもプッシュ通知でスマートフォンに届きます。
関西全域の停電情報が確認できます。地区ごとに確認でき、発生時間や復旧見通しがわかります。
プッシュ通知を受け取る地域を、最大10地域まで登録できます。
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